このリポジトリは、GP2040を拡張し、タッチセンサモジュールを接続できるようにしたものです。現状、スライドの同時押しは未対応です。Xinput対応なので、 キーコンフィグ変更不要ですぐに使えます。
GP2040は、Raspberry Pi PicoおよびRP2040マイコンベースのその他のボード用ゲームパッドファームウェアであり、複数のプラットフォームにまたがる豊富な機能セットを備えた高性能を提供します。詳細は、オリジナルのドキュメントをご覧ください。
- Adafruit MPR121 12-Key Capacitive Touch Sensor またはMPR121チップ使用同等品
日本国内では、秋月電子通商・スイッチサイエンス・マルツ 等で購入できます。AliExpressでも安価で同等のものが購入できますが、Adafruit製のものをおすすめします。このファームウェアは、Adafruit製のライブラリを改変したものが含まれています。このライブラリが無ければ完成しませんでした。ありがとうAdafruit。
自作の遅延測定アプリを使用し、測定しました。オリジナルGP2040より 1 ms 程度長くなっています。
Min | Max | Avg |
---|---|---|
0.80 ms | 2.28 ms | 1.56 ms |
オリジナルとほとんど変わらないので、オリジナルを翻訳したものを載せます。
ビルド済み uf2
ファイルは Releases セクションで入手できます。配線図はこちら。
手順は、デバイスによって若干異なります。 これらの手順は、RaspberryPiPico用です。
デバイスが以前にGP2040以外で使用されたことがある場合は、最初にこのファイルをフラッシュして、オンボードストレージをクリアしてください:flash_nuke.uf2。 nukeファイルをフラッシュした後、clearプログラムが実行され、RPI-RP2ドライブが再表示されるまで1分待ちます。
- Releasesセクションから最新の
GP2040-RaspberryPiPico-39pjd_vX.X.Xmiku.uf2
ファイルをダウンロードします。 - Picoのプラグを抜きます。
- PicoのBOOTSELボタンを押したまま、コンピューターに接続します。
RPI-RP2
という名前の新しいリムーバブルドライブがファイルエクスプローラーに表示されます。 GP2040-RaspberryPiPico-39pjd_vX.X.Xmiku.uf2
ファイルをリムーバブルドライブにドラッグアンドドロップします。 これにより、ボードがフラッシュされます。- ボードはGP2040ファームウェアを実行しており、コンピューターにコントローラーとして表示されます。
- スライドの同時押に対応する。
- 遅延をオリジナルGP2040と同程度にする。 他、Issuesに記載。
タッチスライダーに関する機能、問題、またはその他のことについて話し合いたい場合は、issueを作成してください。
その他の機能に関することは、オリジナルのドキュメントを参照してください。
- Ha Thach's excellent TinyUSB library examples
- fluffymadness's tinyusb-xinput sample
- Kevin Boone's blog post on using RP2040 flash memory as emulated EEPROM
- bitbank2 for the OneBitDisplay and BitBang_I2C libraries, which were ported for use with the Pico SDK
- Adafruit MPR121 Library