- 哲学者の間には 1 本ずつフォークが置かれている。
- 各哲学者は以下の行動をとる。
- thinking 状態:思考にふけっている
- hungry 状態:空腹になると、まず右のフォークをとってから、左のフォークをとる。この順番で両方のフォークをとると eating 状態になる。
- eating 状態:食事中。食事が終わると thinking 状態に戻る。
- 哲学者は 5 人いるとする。
- デッドロックとは、2つ以上のプロセスが互いの処理終了を待ち、結果としてどの処理も先に進めなくなること。
- デッドロックの回避策
- 哲学者が右のフォークを取る。
- 左側のフォークが既に取られていた場合、右のフォークを置き、1. へ。
取られていない場合、左のフォークを取る。 - 哲学者は食事する。
- 上記の回避策では、ライブロックの回避はできない。
- ライブロックとは、全てのプロセスがお互いにリソースを譲り合い、処理が止まってしまうこと。
- 全ての哲学者が右のフォークを取ると、左のフォークが取れないため、右のフォークを置く。
- この動作が永遠と続く可能性がある。
- 進行性とは、特定の状態に無限に訪れること。
- 進行性を成立させる手法 (Arbitrator Solutionというらしい)
- 哲学者の食事の管理を行う管理者を用意する。
- 管理者は哲学者の食事要請をキューに格納し、順番に一人ずつ哲学者に食事をさせる。
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