ユーザーに選択肢を提示する VR 動画作品を作成する Unity プロジェクトのテンプレートです。
コードを1文字も書かずとも作品が完成します。
Oculus Go をメインターゲットにしていますが、主要なヘッドセットなら大体動くのでは…たぶん。
Unity 2018.4 で動きます。
2つのシーンで構成されています。これらのシーン内で作業をします。
- Launch … ロードしながら素早い表示を行うためのシーン。ロゴなどを配置。
- Main … 本編を作成するシーン。
Launch シーンを開いて、下記2つのオブジェクトにロゴをセットして下さい。
Main シーンを開きます。 Video プレハブを Hierarchy に配置していき、動画同士の連結を構築するのが主な作業になります。ドラッグ&ドロップだけで完成するようなっています。
- 動画を Unity にインポートします。
- 動画の数だけ Video プレハブを配置します。
- 動画の設定を行います。
再生するビデオ にビデオファイルをセットし、メッセージと選択肢を設定します。
動画をどんな順で再生するかの流れを作っていきます。間違えると延々ループする迷いの森もすぐにできますね。
- 終着点となる動画では、次は オプションを Credit にするとエンドクレジット(スタッフロール)が、End にすると動画終了後の案内メッセージが表示されます。
Main シーンの Systems 以下にある、Start と End オブジェクト が開始・終了時に表示されます。 好きな文章や内容に変更して下さい。
Main シーンの Systems 以下にある、Credits オブジェクト にて設定できます。
下部の + ボタンで数を増やし、テキストまたは画像から選択して設定できます。テキストと画像は好きなだけ組み合わせることができます。
クレジットが終了すると、終了メッセージが表示されます。
開始前・選択肢場面・終了後の3場面で任意の背景音を流せます。
Main シーンの Systems 以下にある、Background Sound オブジェクトに流したい音声をセットして下さい。
また、特定の選択肢場面で違う音を流したい事があると思います(毛色の変わる時とか)。
この場合は目的の Video オブジェクトに音声をセットして下さい。
ボタンを選ぶ時のポイント・クリック音は、
Main シーンの Systems 以下にある、Sound Effects オブジェクトで変更できます。
ハンドコントローラーで操作できますが、Unity 上ではキーボードでも操作できるようになっています。
Unity Editor | Oculus Go | |
---|---|---|
スタート | Enter | トリガー or タッチパッドのクリック |
選択肢を選ぶ | 数字キー | トリガー or タッチパッドのクリック |
最初に戻る | バックスペース | 戻るボタン |
- Windows 上で 4K × 4K(H.264)までの滑らかな再生には LAV Filters と Maxwell(GTX 9xxシリーズ)以降の GPU が必要になります。
- Windows 上で 8K × 8K(H.265)までの滑らかな再生には LAV Filters と Pascal(GTX 10xxシリーズ)以降の GPU が必要になります。
- Oculus Go は 4K × 4K または 5.7K × 2.85K までの H.264 を再生できます。
サンプル動画の提供
υμβραν さん ありがとうございます!
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