diff --git a/archive/boost_docs/libs/graph/DijkstraVisitor.md b/archive/boost_docs/libs/graph/DijkstraVisitor.md index 6160eb92..619443d7 100644 --- a/archive/boost_docs/libs/graph/DijkstraVisitor.md +++ b/archive/boost_docs/libs/graph/DijkstraVisitor.md @@ -16,9 +16,9 @@ | `g` | `G` 型のオブジェクト。 | | `e` | `boost::graph_traits::edge_descriptor` 型のオブジェクト。 | | `s`,`u`,`v` | `boost::graph_traits::vertex_descriptor` 型のオブジェクト。 | -| `DistanceMap` | [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md) のモデルの型。 | +| `DistanceMap` | [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md.nolink) のモデルの型。 | | `d` | `DistanceMap` 型のオブジェクト。 | -| `WeightMap` | [Readable Property Map](../property_map/ReadablePropertyMap.md) のモデルの型。 | +| `WeightMap` | [Readable Property Map](../property_map/ReadablePropertyMap.md.nolink) のモデルの型。 | | `w` | `DistanceMap` 型のオブジェクト。 | diff --git a/archive/boost_docs/libs/graph/breadth_first_search.md b/archive/boost_docs/libs/graph/breadth_first_search.md index 3e06ca23..4bd2140d 100644 --- a/archive/boost_docs/libs/graph/breadth_first_search.md +++ b/archive/boost_docs/libs/graph/breadth_first_search.md @@ -72,11 +72,11 @@ boost/graph/breadth_first_search.hpp - UTIL/OUT: `color_map(ColorMap color)` - これはグラフを通る進行過程を保持するためにアルゴリズムによって使われる。 アルゴリズムは開始時に全ての頂点の色を白色に初期化するため、ユーザは `breadth_first_search()` を呼ぶ前にカラー・マップを初期化する必要はない。もし複合的な幅優先探索をグラフ上で行う必要があるなら (例えばいくつかの切断された成分があるなら) `breadth_first_visit()` 関数を使って独自の初期化を行うこと。 - `ColorMap` の型は [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md) のモデルでなければならなく、そのキー型はグラフの頂点記述子型でなければならなく、カラー・マップの値型は [ColorValue](ColorValue.md) をモデルとしなければならない。 + `ColorMap` の型は [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならなく、そのキー型はグラフの頂点記述子型でなければならなく、カラー・マップの値型は [ColorValue](ColorValue.md) をモデルとしなければならない。 - デフォルト: サイズ `num_vertices(g)` の `default_color_type` の `std::vector` から作られた `iterator_property_map`で、添え字マップには `i_map` を用いる。 - IN: `vertex_index_map(VertexIndexMap i_map)` - - これは各頂点を `[0, num_vertices(g))` の範囲において整数にマップする。 このパラメータはデフォルトのカラー・プロパティ・マップが使われた時にのみ必要である。 `VertexIndexMap` の型は [Readable Property Map](../property_map/ReadablePropertyMap.md) のモデルでなければならない。マップの値型は汎整数型でなければならない。グラフの頂点記述子型はマップのキー型として使用できる必要がある。 + - これは各頂点を `[0, num_vertices(g))` の範囲において整数にマップする。 このパラメータはデフォルトのカラー・プロパティ・マップが使われた時にのみ必要である。 `VertexIndexMap` の型は [Readable Property Map](../property_map/ReadablePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならない。マップの値型は汎整数型でなければならない。グラフの頂点記述子型はマップのキー型として使用できる必要がある。 - デフォルト: `get(vertex_index, g)` - UTIL: `buffer(Buffer& Q)` diff --git a/archive/boost_docs/libs/graph/breadth_first_visit.md b/archive/boost_docs/libs/graph/breadth_first_visit.md index 92187224..eb09859f 100644 --- a/archive/boost_docs/libs/graph/breadth_first_visit.md +++ b/archive/boost_docs/libs/graph/breadth_first_visit.md @@ -37,7 +37,7 @@ boost/graph/breadth_first_search.hpp - デフォルト: `bfs_visitor` - UTIL/OUT: `color_map(ColorMap color)` - - これはグラフを通る進行過程を保持するためにアルゴリズムによって使われる。 `ColorMap` の型は [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md) のモデルでなければならなく、そのキー型はグラフの頂点記述子型でなければならなく、カラー・マップの値型は [ColorValue](ColorValue.md) をモデルとしなければならない。 + - これはグラフを通る進行過程を保持するためにアルゴリズムによって使われる。 `ColorMap` の型は [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならなく、そのキー型はグラフの頂点記述子型でなければならなく、カラー・マップの値型は [ColorValue](ColorValue.md) をモデルとしなければならない。 - デフォルト: `get(vertex_color, g)` - UTIL: `buffer(Buffer& Q)` diff --git a/archive/boost_docs/libs/graph/connected_components.md b/archive/boost_docs/libs/graph/connected_components.md index 038b289f..29830660 100644 --- a/archive/boost_docs/libs/graph/connected_components.md +++ b/archive/boost_docs/libs/graph/connected_components.md @@ -24,18 +24,18 @@ boost/graph/connected_components.hpp - 無向グラフ。グラフの型は [Vertex List Graph](VertexListGraph.md) かつ [Incidence Graph](IncidenceGraph.md) のモデルでなければならない。 - OUT: `ComponentMap c` - - このアルゴリズムはグラフ中にある連結成分数を計算し、各成分に整数のラベルを割り当てる。このアルゴリズムはそれから成分プロパティ・マップ中の成分番号を記録することによってグラフ中の各頂点がどの成分に属しているかを登録する。`ComponentMap` 型は [Writable Property Map](../property_map/WritablePropertyMap.md) のモデルでなければならない。値型は汎整数型であるべきで、できればグラフの `vertices_size_type` に等しい方が望ましい。キー型はグラフの頂点記述子型でなければならない。 + - このアルゴリズムはグラフ中にある連結成分数を計算し、各成分に整数のラベルを割り当てる。このアルゴリズムはそれから成分プロパティ・マップ中の成分番号を記録することによってグラフ中の各頂点がどの成分に属しているかを登録する。`ComponentMap` 型は [Writable Property Map](../property_map/WritablePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならない。値型は汎整数型であるべきで、できればグラフの `vertices_size_type` に等しい方が望ましい。キー型はグラフの頂点記述子型でなければならない。 ## 名前付き引数 - UTIL: `color_map(ColorMap color)` - - これはグラフの進行過程を保持するためにアルゴリズムによって使われる。 `ColorMap` 型は [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md) のモデルでなければならず、かつキー型はグラフの頂点記述子型でなければならず、またカラー・マップの値型は [ColorValue](ColorValue.md) のモデルでなければならない。 + - これはグラフの進行過程を保持するためにアルゴリズムによって使われる。 `ColorMap` 型は [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならず、かつキー型はグラフの頂点記述子型でなければならず、またカラー・マップの値型は [ColorValue](ColorValue.md) のモデルでなければならない。 - デフォルト: サイズ `num_vertices(g)` の `default_color_type` の `std::vector` から作られた [`iterator_property_map`](iterator_property_map.md) で、添え字マップには `i_map` を用いる。 - IN: `vertex_index_map(VertexIndexMap i_map)` - - これは各頂点を `[0, num_vertices(g))` の範囲において整数にマップする。 このパラメータはデフォルトのカラー・プロパティ・マップが使われた時にのみ必要である。 `VertexIndexMap` の型は [Readable Property Map](../property_map/ReadablePropertyMap.md) のモデルでなければならない。マップの値型は汎整数型でなければならない。 グラフの頂点記述子型はマップのキー型として使用できる必要がある。 + - これは各頂点を `[0, num_vertices(g))` の範囲において整数にマップする。 このパラメータはデフォルトのカラー・プロパティ・マップが使われた時にのみ必要である。 `VertexIndexMap` の型は [Readable Property Map](../property_map/ReadablePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならない。マップの値型は汎整数型でなければならない。 グラフの頂点記述子型はマップのキー型として使用できる必要がある。 - デフォルト: `get(vertex_index, g)` diff --git a/archive/boost_docs/libs/graph/constructing_algorithms.md b/archive/boost_docs/libs/graph/constructing_algorithms.md index e6dfb199..1d0ef7f4 100644 --- a/archive/boost_docs/libs/graph/constructing_algorithms.md +++ b/archive/boost_docs/libs/graph/constructing_algorithms.md @@ -7,7 +7,7 @@ BGLの主な目標は、精密なグラフ・クラスを提供することに 汎用グラフ・アルゴリズムを構築する際にする最初の決定は、どのグラフ操作がアルゴリズムの実装のために必要か決定すること、そしてその操作にどのグラフ・コンセプトを結びつけるか決定することである。このアルゴリズム中で頂点の色を初期化するために全ての頂点を通して巡回する必要があるだろう。さらに隣接頂点もアクセスする必要がある。それゆえ [VertexListGraph](VertexListGraph.md) コンセプトを選択するつもりである。というのは、これらの操作を含む最小の概念であるからである。グラフの型はこのアルゴリズムのためにテンプレート関数中で引数が決められるだろう。グラフの型を BGL [`adjacency_list`](adjacency_list.md) のような特定のグラフ・クラスには限定しない。なぜかというとこれはアルゴリズムの再利用可能性を著しく制限するだろうからである (今まで書かれたほとんどのアルゴリズムはそうであるが)。グラフの型を [VertexListGraph](VertexListGraph.md) をモデルとする型にぜひ限定しよう。これはアルゴリズム中のそれらのグラフ操作の使用によって、その上 `function_requires()` とともにコンセプト・チェックとして付け加えられた明示的な要求として強いられる (コンセプト・チェックについてのさらなる詳細のために章 [Concept Checking](../concept_check.md) を見なさい)。 -次に、このプログラム中でどの頂点プロパティまたは辺プロパティが使われるであろうかについて考える必要がある。この場合、唯一のプロパティは頂点の色である。頂点の色へのアクセスを指定する最も融通のきく方法はプロパティ・マップのインターフェースを使うことである。これはアルゴリズムの使用者にどのようにプロパティを格納したいかを決定する能力を与える。色の読み書き両方が必要であろうから、[ReadWritePropertyMap](../property_map/ReadWritePropertyMap.md) としての要求を指定する。カラー・マップの `key_type` はグラフからの `vertex_descriptor` でなければならず、`value_type` は 整数の種類でなければならない。さらに `order` 引数のためのインターフェースをプロパティ・マップとして指定する。この場合 [ReadablePropertyMap](../property_map/ReadablePropertyMap.md) である。順序付けのために、`key_type` は整数のオフセットで、 `value_type` は `vertex_descriptor` である。再びコンセプト・チェックとともにこれらの要求を適用する。このアルゴリズムの返却値はグラフを着色するのに必要な色の数で、従って関数の返却値型はグラフの `vertices_size_type` である。次のコードはテンプレート関数としてのグラフのアルゴリズムのためのインターフェース、コンセプト・チェック、そしていくつかの `typedef` を示す。実装は容易であり、上述で論ぜられていない唯一の段階は色の初期化段階で、そしてそこで全ての頂点の色を「着色されてない」状態にする。 +次に、このプログラム中でどの頂点プロパティまたは辺プロパティが使われるであろうかについて考える必要がある。この場合、唯一のプロパティは頂点の色である。頂点の色へのアクセスを指定する最も融通のきく方法はプロパティ・マップのインターフェースを使うことである。これはアルゴリズムの使用者にどのようにプロパティを格納したいかを決定する能力を与える。色の読み書き両方が必要であろうから、[ReadWritePropertyMap](../property_map/ReadWritePropertyMap.md.nolink) としての要求を指定する。カラー・マップの `key_type` はグラフからの `vertex_descriptor` でなければならず、`value_type` は 整数の種類でなければならない。さらに `order` 引数のためのインターフェースをプロパティ・マップとして指定する。この場合 [ReadablePropertyMap](../property_map/ReadablePropertyMap.md.nolink) である。順序付けのために、`key_type` は整数のオフセットで、 `value_type` は `vertex_descriptor` である。再びコンセプト・チェックとともにこれらの要求を適用する。このアルゴリズムの返却値はグラフを着色するのに必要な色の数で、従って関数の返却値型はグラフの `vertices_size_type` である。次のコードはテンプレート関数としてのグラフのアルゴリズムのためのインターフェース、コンセプト・チェック、そしていくつかの `typedef` を示す。実装は容易であり、上述で論ぜられていない唯一の段階は色の初期化段階で、そしてそこで全ての頂点の色を「着色されてない」状態にする。 ```cpp namespace boost { diff --git a/archive/boost_docs/libs/graph/copy_graph.md b/archive/boost_docs/libs/graph/copy_graph.md index 07a69e5c..6633fb4f 100644 --- a/archive/boost_docs/libs/graph/copy_graph.md +++ b/archive/boost_docs/libs/graph/copy_graph.md @@ -34,12 +34,12 @@ boost/graph/copy.hpp - デフォルト: `edge_copier` これはグラフからプロパティマップにアクセスするためにプロパティタグ `edge_all` を用いる。 - IN: `vertex_index_map(VertexIndexMap i_map)` - - 頂点添え字マップの型は [Readable Property Map](../property_map/ReadablePropertyMap.md) モデルでなければならず、また `G` の頂点デスクリプタを `0` から `num_vertices(G)` までの整数にマップしなければならない。 + - 頂点添え字マップの型は [Readable Property Map](../property_map/ReadablePropertyMap.md.nolink) モデルでなければならず、また `G` の頂点デスクリプタを `0` から `num_vertices(G)` までの整数にマップしなければならない。 - デフォルト: `get(vertex_index, G)` - UTIL/OUT: `orig_to_copy(Orig2CopyMap c)` - これはオリジナルのグラフの頂点をコピーの頂点にマップする。 - - デフォルト: 出力グラフの頂点デスクリプタ型のサイズ `num_vertices(g)` の `std::vector` から 作られる [`iterator_property_map`](../property_map/iterator_property_map.md) で、 添え字マップのために `i_map` を用いる。 + - デフォルト: 出力グラフの頂点デスクリプタ型のサイズ `num_vertices(g)` の `std::vector` から 作られる [`iterator_property_map`](../property_map/iterator_property_map.md.nolink) で、 添え字マップのために `i_map` を用いる。 ## 計算量 diff --git a/archive/boost_docs/libs/graph/dag_shortest_paths.md b/archive/boost_docs/libs/graph/dag_shortest_paths.md index 0a7415fc..9520c9ad 100644 --- a/archive/boost_docs/libs/graph/dag_shortest_paths.md +++ b/archive/boost_docs/libs/graph/dag_shortest_paths.md @@ -40,20 +40,20 @@ boost/graph/dag_shortest_paths.hpp ## 名前付きパラメータ - IN: `weight_map(WeightMap w_map)` - - グラフ中の各辺の重みまたは「長さ」。`WeightMap` の型は [Readable Property Map](../property_map/ReadablePropertyMap.md) のモデルでなければならない。グラフの辺記述子型は重みマップのキー型として使用できる必要がある。マップの値型は距離マップの値型を伴った Addable でなければならない。 + - グラフ中の各辺の重みまたは「長さ」。`WeightMap` の型は [Readable Property Map](../property_map/ReadablePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならない。グラフの辺記述子型は重みマップのキー型として使用できる必要がある。マップの値型は距離マップの値型を伴った Addable でなければならない。 - デフォルト: `get(edge_weight, g)` - IN: `vertex_index_map(VertexIndexMap i_map)` - - これは各頂点を `[0, num_vertices(g))` の範囲において整数にマップする。これは辺がリラックスされた (減らされた) 時、ヒープ・データ構造を効率よく更新するのに必要である。`VertexIndexMap` は [Readable Property Map](../property_map/ReadablePropertyMap.md) のモデルでなければならない。マップの値型は汎整数型でなければならない。グラフの頂点記述子型はマップのキー型として使用できる必要がある。 + - これは各頂点を `[0, num_vertices(g))` の範囲において整数にマップする。これは辺がリラックスされた (減らされた) 時、ヒープ・データ構造を効率よく更新するのに必要である。`VertexIndexMap` は [Readable Property Map](../property_map/ReadablePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならない。マップの値型は汎整数型でなければならない。グラフの頂点記述子型はマップのキー型として使用できる必要がある。 - デフォルト: `get(vertex_index, g)` - OUT: `predecessor_map(PredecessorMap p_map)` - - 先行点マップ (predecessor map) は最小全域木中に辺を記録する。アルゴリズムの完了時に、`V` 中の全ての `u` のための辺 `(p[u],u)` は最小全域木中にある。もし `p[u] = u` なら `u` は始点かまたは始点から到達不能な頂点である。 `PredecessorMap` の型はキーと頂点の型がグラフの頂点記述子型と同じ [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md) でなければならない。 + - 先行点マップ (predecessor map) は最小全域木中に辺を記録する。アルゴリズムの完了時に、`V` 中の全ての `u` のための辺 `(p[u],u)` は最小全域木中にある。もし `p[u] = u` なら `u` は始点かまたは始点から到達不能な頂点である。 `PredecessorMap` の型はキーと頂点の型がグラフの頂点記述子型と同じ [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md.nolink) でなければならない。 - デフォルト: `dummy_property_map` - UTIL/OUT: `distance_map(DistanceMap d_map)` - - グラフ `g` 中の始点 `s` から各頂点への最短経路の重みは、このプロパティ・マップ中に記録される。最短経路の重みは、最短経路に沿った辺の重みの和である。`DistanceMap` の型は [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md) のモデルでなければならない。グラフの頂点記述子型は距離マップのキー型として使用できる必要がある。距離マップの値型は `combine` 関数 オブジェクトと単位要素のための `zero` オブジェクトから作られた [Monoid](Monoid.md) の要素型である。さらに距離の値型は `compare` 関数オブジェクトによって供給される [StrictWeakOrdering](http://www.sgi.com/tech/stl/StrictWeakOrdering.html) の順序付けを持っていなければならない。 - - デフォルト: サイズ `num_vertices(g)` の `WeightMap` の値型の `std::vector` から作られた [`iterator_property_map`](../property_map/iterator_property_map.md) で、添え字マップには `i_map` を用いる。 + - グラフ `g` 中の始点 `s` から各頂点への最短経路の重みは、このプロパティ・マップ中に記録される。最短経路の重みは、最短経路に沿った辺の重みの和である。`DistanceMap` の型は [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならない。グラフの頂点記述子型は距離マップのキー型として使用できる必要がある。距離マップの値型は `combine` 関数 オブジェクトと単位要素のための `zero` オブジェクトから作られた [Monoid](Monoid.md) の要素型である。さらに距離の値型は `compare` 関数オブジェクトによって供給される [StrictWeakOrdering](http://www.sgi.com/tech/stl/StrictWeakOrdering.html) の順序付けを持っていなければならない。 + - デフォルト: サイズ `num_vertices(g)` の `WeightMap` の値型の `std::vector` から作られた [`iterator_property_map`](../property_map/iterator_property_map.md.nolink) で、添え字マップには `i_map` を用いる。 - IN: `distance_compare(CompareFunction cmp)` - この関数はどの頂点が始点により近いか決定するために距離を比較するのに使われる。 `CompareFunction` の型は [Binary Predicate](http://www.sgi.com/tech/stl/BinaryPredicate.html) のモデルでなければならず、`DistanceMap` プロパティ・マップの値型に一致する引数型を持たなければならない。 @@ -72,8 +72,8 @@ boost/graph/dag_shortest_paths.hpp - デフォルト: `D()` - UTIL/OUT: `color_map(ColorMap c_map)` - - これは頂点に印をつけるためにアルゴリズムの実行の間使われる。頂点は白色から始めて、それがキュー中に挿入された時に灰色になる。それからそれがキューから取り除かれた時に黒色になる。アルゴリズムの終了時に、始点から到達可能な頂点は黒色に色づけされている。その他の全ての頂点は白色のままである。`ColorMap` の型は [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md) のモデルでなければならない。頂点記述子はマップのキー型として使用できる必要があり、マップの値型は [Color Value](ColorValue.md) のモデルでなければならない。 - - デフォルト: サイズ `num_vertices(g)` の `default_color_type` の `std::vector` から作られた [`iterator_property_map`](../property_map/iterator_property_map.md) で、添え字マップには `i_map` を用いる。 + - これは頂点に印をつけるためにアルゴリズムの実行の間使われる。頂点は白色から始めて、それがキュー中に挿入された時に灰色になる。それからそれがキューから取り除かれた時に黒色になる。アルゴリズムの終了時に、始点から到達可能な頂点は黒色に色づけされている。その他の全ての頂点は白色のままである。`ColorMap` の型は [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならない。頂点記述子はマップのキー型として使用できる必要があり、マップの値型は [Color Value](ColorValue.md) のモデルでなければならない。 + - デフォルト: サイズ `num_vertices(g)` の `default_color_type` の `std::vector` から作られた [`iterator_property_map`](../property_map/iterator_property_map.md.nolink) で、添え字マップには `i_map` を用いる。 - OUT: `visitor(DijkstraVisitor v)` - アルゴリズム内の一定のイベント・ポイントの間に起こしたいアクションを指定するのに使いなさい。`DijkstraVisitor` は [Dijkstra Visitor](DijkstraVisitor.md) コンセプトのモデルでなければならない。ビジタ・オブジェクトは値渡しされる [[1]](#note_1)。 diff --git a/archive/boost_docs/libs/graph/depth_first_search.md b/archive/boost_docs/libs/graph/depth_first_search.md index f4b56896..601f1dfe 100644 --- a/archive/boost_docs/libs/graph/depth_first_search.md +++ b/archive/boost_docs/libs/graph/depth_first_search.md @@ -71,15 +71,15 @@ boost/graph/depth_first_search.hpp - デフォルト: `dfs_visitor` - UTIL/OUT: `color_map(ColorMap color)` - - これはグラフを通る進行過程を保持するためにアルゴリズムによって使われる。 `ColorMap` の型は [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md) のモデルでなければならず、かつキー型はグラフの頂点記述子型でなければならず、またカラー・マップの値型は [ColorValue](ColorValue.md) をモデルとしなければならない。 - - デフォルト: サイズ `num_vertices(g)` の `default_color_type` の `std::vector` から作られた [`iterator_property_map`](../property_map/iterator_property_map.md) で、添え字マップには `i_map` を用いる。 + - これはグラフを通る進行過程を保持するためにアルゴリズムによって使われる。 `ColorMap` の型は [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならず、かつキー型はグラフの頂点記述子型でなければならず、またカラー・マップの値型は [ColorValue](ColorValue.md) をモデルとしなければならない。 + - デフォルト: サイズ `num_vertices(g)` の `default_color_type` の `std::vector` から作られた [`iterator_property_map`](../property_map/iterator_property_map.md.nolink) で、添え字マップには `i_map` を用いる。 - IN: `root_vertex(typename graph_traits::vertex_descriptor start)` - これは深さ優先探索が開始されるべき頂点を指定する。型は与えられたグラフの頂点記述子型である。 - デフォルト: `*vertices(g).first` - IN: `vertex_index_map(VertexIndexMap i_map)` - - これは各頂点を `[0, num_vertices(g))` の範囲において整数にマップする。このパラメータはデフォルトのカラー・プロパティ・マップが使われた時にのみ必要である。`VertexIndexMap` の型は [Readable Property Map](../property_map/ReadablePropertyMap.md) のモデルでなければならない。マップの値型は汎整数型でなければならない。グラフの頂点記述子型はマップのキー型として使用できる必要がある。 + - これは各頂点を `[0, num_vertices(g))` の範囲において整数にマップする。このパラメータはデフォルトのカラー・プロパティ・マップが使われた時にのみ必要である。`VertexIndexMap` の型は [Readable Property Map](../property_map/ReadablePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならない。マップの値型は汎整数型でなければならない。グラフの頂点記述子型はマップのキー型として使用できる必要がある。 - デフォルト: `get(vertex_index, g)` diff --git a/archive/boost_docs/libs/graph/depth_first_visit.md b/archive/boost_docs/libs/graph/depth_first_visit.md index e632b5f7..72026694 100644 --- a/archive/boost_docs/libs/graph/depth_first_visit.md +++ b/archive/boost_docs/libs/graph/depth_first_visit.md @@ -31,7 +31,7 @@ boost/graph/depth_first_search.hpp - アルゴリズムの内側で [DFS Visitor](DFSVisitor.md) コンセプトで指定されるイベント・ポイントで呼び出されるビジタ・オブジェクト。ビジタ・オブジェクトは値渡しされる [[1]](#note_1)。 - UTIL: `ColorMap color` - - これはグラフを通る進行過程を保持するためにアルゴリズムによって使われる。 `ColorMap` の型は [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md) のモデルでなければならず、かつキー型はグラフの頂点記述子型でなければならず、またカラー・マップの値型は [Color Value](ColorValue.md) をモデルとしなければならない。 + - これはグラフを通る進行過程を保持するためにアルゴリズムによって使われる。 `ColorMap` の型は [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならず、かつキー型はグラフの頂点記述子型でなければならず、またカラー・マップの値型は [Color Value](ColorValue.md) をモデルとしなければならない。 ## 計算量 diff --git a/archive/boost_docs/libs/graph/dijkstra_shortest_paths.md b/archive/boost_docs/libs/graph/dijkstra_shortest_paths.md index 2b40452d..349e6cab 100644 --- a/archive/boost_docs/libs/graph/dijkstra_shortest_paths.md +++ b/archive/boost_docs/libs/graph/dijkstra_shortest_paths.md @@ -81,20 +81,20 @@ boost/graph/dijkstra_shortest_paths.hpp ## 名前付きパラメータ - IN: `weight_map(WeightMap w_map)` - - グラフ中の各辺の重みまたは「長さ」。重みは全て非負でなければならず、辺の一つが負であればアルゴリズムは [`negative_edge`](exception.md#negative_edge) 例外を投げる。`WeightMap` の型は [Readable Property Map](../property_map/ReadablePropertyMap.md) のモデルでなければならない。グラフの辺記述子型は重みマップのキー型として使用できる必要がある。このマップの値型は距離マップの値型と同じでなければならない。 + - グラフ中の各辺の重みまたは「長さ」。重みは全て非負でなければならず、辺の一つが負であればアルゴリズムは [`negative_edge`](exception.md#negative_edge) 例外を投げる。`WeightMap` の型は [Readable Property Map](../property_map/ReadablePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならない。グラフの辺記述子型は重みマップのキー型として使用できる必要がある。このマップの値型は距離マップの値型と同じでなければならない。 - デフォルト: `get(edge_weight, g)` - IN: `vertex_index_map(VertexIndexMap i_map)` - - これは各頂点を `[0, num_vertices(g))` の範囲において整数にマップする。これは辺がリラックスされた (減らされた) 時、ヒープ・データ構造を効率よく更新するのに必要である。`VertexIndexMap` は [Readable Property Map](../property_map/ReadablePropertyMap.md) のモデルでなければならない。マップの値型は汎整数型でなければならない。グラフの頂点記述子型はマップのキー型として使用できる必要がある。 + - これは各頂点を `[0, num_vertices(g))` の範囲において整数にマップする。これは辺がリラックスされた (減らされた) 時、ヒープ・データ構造を効率よく更新するのに必要である。`VertexIndexMap` は [Readable Property Map](../property_map/ReadablePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならない。マップの値型は汎整数型でなければならない。グラフの頂点記述子型はマップのキー型として使用できる必要がある。 - デフォルト: `get(vertex_index, g)` - OUT: `predecessor_map(PredecessorMap p_map)` - - 先行点マップ (predecessor map) は最小全域木中に辺を記録する。アルゴリズムの完了時に、`V` 中の全ての `u` のための辺 `(p[u],u)` は最小全域木中にある。もし `p[u] = u` なら `u` は始点かまたは始点から到達不能な頂点である。 `PredecessorMap` の型はキーと頂点の型がグラフの頂点記述子型と同じ [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md) でなければならない。 + - 先行点マップ (predecessor map) は最小全域木中に辺を記録する。アルゴリズムの完了時に、`V` 中の全ての `u` のための辺 `(p[u],u)` は最小全域木中にある。もし `p[u] = u` なら `u` は始点かまたは始点から到達不能な頂点である。 `PredecessorMap` の型はキーと頂点の型がグラフの頂点記述子型と同じ [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md.nolink) でなければならない。 - デフォルト: `dummy_property_map` - UTIL/OUT: `distance_map(DistanceMap d_map)` - - グラフ `g` 中の始点 `s` から各頂点への最短経路の重みは、このプロパティ・マップ中に記録される。最短経路の重みは、最短経路に沿った辺の重みの和である。`DistanceMap` の型は [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md) のモデルでなければならない。グラフの頂点記述子型は距離マップのキー型として使用できる必要がある。距離マップの値型は `combine` 関数オブジェクトと単位要素のための `zero` オブジェクトから作られた [Monoid](Monoid.md) の要素型である。さらに距離の値型は `compare` 関数オブジェクトによって提供される [StrictWeakOrdering](http://www.sgi.com/tech/stl/StrictWeakOrdering.html) の順序付けを持っていなければならない。 - - デフォルト: サイズ `num_vertices(g)` の `WeightMap` の値型の `std::vector` から作られた [`iterator_property_map`](../property_map/iterator_property_map.md) で、添え字マップには `i_map` を用いる。 + - グラフ `g` 中の始点 `s` から各頂点への最短経路の重みは、このプロパティ・マップ中に記録される。最短経路の重みは、最短経路に沿った辺の重みの和である。`DistanceMap` の型は [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならない。グラフの頂点記述子型は距離マップのキー型として使用できる必要がある。距離マップの値型は `combine` 関数オブジェクトと単位要素のための `zero` オブジェクトから作られた [Monoid](Monoid.md) の要素型である。さらに距離の値型は `compare` 関数オブジェクトによって提供される [StrictWeakOrdering](http://www.sgi.com/tech/stl/StrictWeakOrdering.html) の順序付けを持っていなければならない。 + - デフォルト: サイズ `num_vertices(g)` の `WeightMap` の値型の `std::vector` から作られた [`iterator_property_map`](../property_map/iterator_property_map.md.nolink) で、添え字マップには `i_map` を用いる。 - IN: `distance_compare(CompareFunction cmp)` - この関数はどの頂点が始点により近いか決定するために距離を比較するのに使われる。`CompareFunction` の型は [Binary Predicate](http://www.sgi.com/tech/stl/BinaryPredicate.html) のモデルでなければならず、`DistanceMap` プロパティ・ マップの値型に一致する引数型を持たなければならない。 @@ -113,8 +113,8 @@ boost/graph/dijkstra_shortest_paths.hpp - デフォルト: `D()` - UTIL/OUT: `color_map(ColorMap c_map)` - - これは頂点に印をつけるためにアルゴリズムの実行の間使われる。頂点は白色から始めて、それがキュー中に挿入された時に灰色になる。それからそれがキューから取り除かれた時に黒色になる。アルゴリズムの終了時に、始点から到達可能な頂点は黒色に色づけされている。その他の全ての頂点は白色のままである。`ColorMap` の型は [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md) のモデルでなければならない。頂点記述子はマップのキー型として使用できる必要があり、マップの値型は [Color Value](ColorValue.md) のモデルでなければならない。 - - デフォルト: サイズ `num_vertices(g)` の `default_color_type` の `std::vector` から作られた [`iterator_property_map`](../property_map/iterator_property_map.md) で、添え字マップには `i_map` を用いる。 + - これは頂点に印をつけるためにアルゴリズムの実行の間使われる。頂点は白色から始めて、それがキュー中に挿入された時に灰色になる。それからそれがキューから取り除かれた時に黒色になる。アルゴリズムの終了時に、始点から到達可能な頂点は黒色に色づけされている。その他の全ての頂点は白色のままである。`ColorMap` の型は [Read/Write Property Map](../property_map/ReadWritePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならない。頂点記述子はマップのキー型として使用できる必要があり、マップの値型は [Color Value](ColorValue.md) のモデルでなければならない。 + - デフォルト: サイズ `num_vertices(g)` の `default_color_type` の `std::vector` から作られた [`iterator_property_map`](../property_map/iterator_property_map.md.nolink) で、添え字マップには `i_map` を用いる。 - OUT: `visitor(DijkstraVisitor v)` - アルゴリズム内の一定のイベント・ポイントの間に起こしたいアクションを指定するのに使いなさい。`DijkstraVisitor` は [Dijkstra Visitor](DijkstraVisitor.md) コンセプトのモデルでなければならない。ビジタ・オブジェクトは値渡しされる [[2]](#note_2)。 diff --git a/archive/boost_docs/libs/graph/distance_recorder.md b/archive/boost_docs/libs/graph/distance_recorder.md index 51e9cbcd..844850fa 100644 --- a/archive/boost_docs/libs/graph/distance_recorder.md +++ b/archive/boost_docs/libs/graph/distance_recorder.md @@ -1,5 +1,5 @@ # distance_recorder -これは、グラフ探索中に、ある始点から各頂点までの距離を ([property map](../property_map.md) を使って) 記録する [EventVisitor](EventVisitor.md) である。辺 `e = (u,v)` に対して実行されると、 `v` への距離は `u` への距離より大きくなる。 `distance_recorder` は `on_tree_edge` や `on_relax_edge` イベントでよく使われる。頂点イベントには使用できない。 +これは、グラフ探索中に、ある始点から各頂点までの距離を ([property map](../property_map.md.nolink) を使って) 記録する [EventVisitor](EventVisitor.md) である。辺 `e = (u,v)` に対して実行されると、 `v` への距離は `u` への距離より大きくなる。 `distance_recorder` は `on_tree_edge` や `on_relax_edge` イベントでよく使われる。頂点イベントには使用できない。 [`bfs_visitor`](bfs_visitor.md) や [`dfs_visitor`](dfs_visitor.md) などのアルゴリズム別のアダプタでラップすることで、 `distance_recorder` を グラフアルゴリズムで使えるようになる。また、`std::pair` を使って他のイベントビジタと結合して、 EventVisitorList を作れる。 @@ -20,7 +20,7 @@ boost/graph/visitors.hpp | パラメータ | 説明 | デフォルト | |------------|------|------------| -| `DistanceMap` | キーの型と値の型がグラフの頂点記述子型である [WritablePropertyMap](../property_map/WritablePropertyMap.md) [[訳注1]](#translate_note_1)。 | +| `DistanceMap` | キーの型と値の型がグラフの頂点記述子型である [WritablePropertyMap](../property_map/WritablePropertyMap.md.nolink) [[訳注1]](#translate_note_1)。 | | `EventTag` | グラフアルゴリズム中、いつ `distance_recorder` が呼び出されるかを指定するタグ。 `EventTag` は辺イベントでなければならない。 | diff --git a/archive/boost_docs/libs/graph/edmunds_karp_max_flow.md b/archive/boost_docs/libs/graph/edmunds_karp_max_flow.md index d95d9621..f9b6c112 100644 --- a/archive/boost_docs/libs/graph/edmunds_karp_max_flow.md +++ b/archive/boost_docs/libs/graph/edmunds_karp_max_flow.md @@ -50,27 +50,27 @@ boost/graph/edmunds_karp_max_flow.hpp ## 名前付きパラメータ - IN: `capacity_map(CapacityEdgeMap cap)` - - 辺容量プロパティ・マップ。型は定数 [Lvalue Property Map](../property_map/LvaluePropertyMap.md) のモデルでなければならない。マップのキー型はグラフの辺記述子型でなければならない。 + - 辺容量プロパティ・マップ。型は定数 [Lvalue Property Map](../property_map/LvaluePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならない。マップのキー型はグラフの辺記述子型でなければならない。 - デフォルト: `get(edge_capacity, g)` - OUT: `residual_capacity_map(ResidualCapacityEdgeMap res)` - - これは辺をその残差容量にマップする。型は変更可能の [Lvalue Property Map](../property_map/LvaluePropertyMap.md) のモデルでなければならない。マップのキー型はグラフの辺記述子型でなければならない。 + - これは辺をその残差容量にマップする。型は変更可能の [Lvalue Property Map](../property_map/LvaluePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならない。マップのキー型はグラフの辺記述子型でなければならない。 - デフォルト: `get(edge_residual_capacity, g)` - IN: `reverse_edge_map(ReverseEdgeMap rev)` - - グラフ中の全ての辺 `(u,v)` を逆辺 `(v,u)` にマップする辺プロパティ・ マップ。マップは定数 [Lvalue Property Map](../property_map/LvaluePropertyMap.md) のモデルでなければならない。マップのキー型はグラフの辺記述子型でなければならない。 + - グラフ中の全ての辺 `(u,v)` を逆辺 `(v,u)` にマップする辺プロパティ・ マップ。マップは定数 [Lvalue Property Map](../property_map/LvaluePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならない。マップのキー型はグラフの辺記述子型でなければならない。 - デフォルト: `get(edge_reverse, g)` - UTIL: `color_map(ColorMap color)` - - 幅優先探索の段階の間、進行過程を保持するためにアルゴリズムによって使われる。アルゴリズムの終了時に、白色の頂点は最小カット集合を定義する。マップは [Lvalue Property Map](../property_map/LvaluePropertyMap.md) のモデルでなければならない。マップのキー型はグラフの頂点記述子型であるべきで、値型は [ColorValue](ColorValue.md) のモデルでなければならない。 - - デフォルト: サイズ `num_vertices(g)` の `default_color_type` の `std::vector` から作られた [`iterator_property_map`](../property_map/iterator_property_map.md)で、添え字マップには `i_map` を用いる。 + - 幅優先探索の段階の間、進行過程を保持するためにアルゴリズムによって使われる。アルゴリズムの終了時に、白色の頂点は最小カット集合を定義する。マップは [Lvalue Property Map](../property_map/LvaluePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならない。マップのキー型はグラフの頂点記述子型であるべきで、値型は [ColorValue](ColorValue.md) のモデルでなければならない。 + - デフォルト: サイズ `num_vertices(g)` の `default_color_type` の `std::vector` から作られた [`iterator_property_map`](../property_map/iterator_property_map.md.nolink)で、添え字マップには `i_map` を用いる。 - UTIL: `predecessor_map(PredEdgeMap pred)` - - 増大した道を格納するためにアルゴリズムによって使われる。マップは変更可能の [Lvalue Property Map](../property_map/LvaluePropertyMap.md) でなければならない。キー型はグラフの頂点記述子型であるべきで、値型は グラフの辺記述子型でなければならない。 - - デフォルト: サイズ `num_vertices(g)` の 辺記述子の `std::vector` から作られた [`iterator_property_map`](../property_map/iterator_property_map.md)で、添え字マップには `i_map` を用いる。 + - 増大した道を格納するためにアルゴリズムによって使われる。マップは変更可能の [Lvalue Property Map](../property_map/LvaluePropertyMap.md.nolink) でなければならない。キー型はグラフの頂点記述子型であるべきで、値型は グラフの辺記述子型でなければならない。 + - デフォルト: サイズ `num_vertices(g)` の 辺記述子の `std::vector` から作られた [`iterator_property_map`](../property_map/iterator_property_map.md.nolink)で、添え字マップには `i_map` を用いる。 - IN: `vertex_index_map(VertexIndexMap i_map)` - - グラフの各頂点を `[0, num_vertices(g))` の範囲において唯一の整数にマップしなさい。このプロパティ・マップはカラー・マップまたは先行点マップのためにデフォルトが使われた時にのみ必要である。頂点添え字マップは [Readable Property Map](../property_map/ReadablePropertyMap.md) のモデルでなければならない。マップのキー型はグラフの頂点記述子型でなければならない。 + - グラフの各頂点を `[0, num_vertices(g))` の範囲において唯一の整数にマップしなさい。このプロパティ・マップはカラー・マップまたは先行点マップのためにデフォルトが使われた時にのみ必要である。頂点添え字マップは [Readable Property Map](../property_map/ReadablePropertyMap.md.nolink) のモデルでなければならない。マップのキー型はグラフの頂点記述子型でなければならない。 - デフォルト: `get(vertex_index, g)`