ver1.0-RC10 - v1.0.41005.1 #42
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本バージョンは RC 版です。正式版リリースまでに少なくとも 1 回、重大な破壊的変更を予定しています。
変更前に開発されたプラグインも動作しなくなることはありませんが、旧仕様のプラグインと最新仕様のプラグインの間では
などの制約が生じる可能性があります。本番環境で採用される場合、その点ご理解の上ご利用ください。
AtsEX についてはこちら→ AtsEX BVE拡張キット - 岡オカ営業所
本バージョンは RC 版です。ひと通りの機能は揃っていますが、動作が不安定な可能性があります。また、仕様を十分に検討し切れていない部分もあります。
インストールや AtsEX プラグインの使用・開発はもちろん自由に行うことができますが、その際には是非 Twitter や Discord、Gmail にて動作報告・不具合報告・仕様に関するご意見など頂けるととても嬉しいです。
ver1.0-RC9 → RC10 アップデートのポイント
更に幅広いデータを操作可能に
BveTypes.dll の機能が、ver1.0-RC1 ~ RC9 にて追加したものに加え更に充実。RC10 では新たにサウンド 3D (他列車のサウンド含む)、他列車のダイヤ、揺れを考慮した自列車の加速度、マップの構文解析処理などが操作できるようになりました!
マップ構文関連の機能が更に充実
マッププラグインを更に簡単に読み込めるように
ver1.0-RC9 で追加したマップステートメント機能を利用して、ストラクチャーや駅のリストを読み込むのと同じ要領で AtsEX マッププラグインを読み込めるようになりました。
従来は
のように、独自ヘッダーを使って記述する必要がありましたが、本バージョン以降は以下の1行のみで OK です。AtsEx::USEATSEX ヘッダーや AtsEx::READDEPTH ヘッダーは一切不要になりました。
また以下のように、プラグインリストを介さず直接プラグインを指定する構文も用意しました。いちいちシナリオの一つ一つにプラグインリストを準備する必要はもうありません!
独自ヘッダーのパフォーマンス向上
独自ヘッダーはマップステートメントの登場に伴い非推奨となりましたが、以前から作成していたマップなど、引き続き独自ヘッダーを使用している環境もあるかと思います。そんな方々にも嬉しいニュースです。
独自ヘッダーの構文解析ロジックの刷新により、読込速度が大幅に向上しました。またこれに伴い、<AtsEx::USEATSEX> ヘッダー、<AtsEx::READDEPTH> ヘッダーが一切不要に。快適に独自ヘッダーを使用できるようになりました!
include 文で式を利用可能に
ご存知でしたか? 以下のように include 文の中で足し算をすることは、実はこれまで不可能だったんです。
本バージョンの AtsEX にて、これをサポートしました。ランダムなマップの読込はもちろん、工夫すればループや条件分岐なども実現可能です!
メインマップからの相対パスを取得できるように
include 文を使っている方は多いかと思います。例として、
TokaidoLine\Map_1234M.txt
TokaidoLine\Maps\BaseMap.txt
であるケースを考えてみましょう。
TokaidoLine\Map_1234M.txt
からTokaidoLine\Maps\BaseMap.txt
を読み込むには、Map_1234M.txt へ以下のように記述すれば良いですね。ではここで、
TokaidoLine\Maps\BaseMap.txt
からストラクチャーリストとしてTokaidoLine\Maps\Structures.csv
を読み込むことにしましょう。このとき、相対パスの基準を取り違えて、BaseMap.txt へ以下のように書いてしまった経験のある方は多いかと思います。分かれば「なんだ、そういうことか」となりますが、今回のように複数のメインマップから各シナリオ共通のマップを読み込むような構造のとき、いちいち
Maps\
と頭に書くのはいまいち冗長に感じますよね。そこで、メインマップからそのマップへの相対パス をシステム変数として取得できるようにしました。以下のように、BVE がサポートするシステム変数
distance
と同じ要領で使用可能です。これにより、「各シナリオ共通のマップ」がメインマップの位置を知る必要がなくなり、より綺麗にマップを設計することが可能となります。一見地味な機能ですが、大規模なマップでは確実に効いてくること間違いありません!
ver1.0-RC9 (v1.0.40627.1) からの主な更新内容
AtsEX 本体
マップファイルの構文関連
ex_relativedir
を追加しました。→ eae96ca / 0fe53afA\map1.txt
で、マップA\B\C\map2.txt
にてinclude ex_relativedir + 'map3.txt';
と記述した場合、include 'B\C\map3.txt';
と等価となります。ATS サウンド
ATS パネル出力
独自ヘッダー
[[AtsEx::NOMPI]]
ヘッダーが他機能で代替不可能なためサポートは継続しますが、NOMPI 以外での新規採用は推奨しません。<AtsEx::USEATSEX>
ヘッダー、<AtsEx::READDEPTH>
ヘッダーが廃止となりました。 記述されていてもエラーは発生しませんが、記述の有無に関わらず全ての include 文が解析の対象となります。#
で始まるコメントがあると読み込まれなくなる不具合を修正しました。→ 8777822AtsEX Launcher
AtsEX Caller
AtsEX コア拡張機能
DiagramUpdater
DXDynamicTexture
MapStatements
PreTrainPatch
拡張地上子
クラスラッパー
サンプル
停車場リスト編集サンプル
拡張地上子サンプル
マップ構文サンプル
運転台パネル関連サンプル
ver1.0-RC8 (v1.0.40401.1) からの主な更新内容
共通
AtsEX 本体
AtsEX ATSプラグイン拡張キット for BVE 5 & 6
からAtsEX - BVE 拡張キット
に変更しました。→ 4767102ネイティブ (ATS プラグイン互換機能)
独自ヘッダー
独自ステートメント
AtsEX Launcher
AtsEX Caller 入力デバイスプラグイン版
AtsEX Diagnostics
AtsEX コア拡張機能
ビルトイン マップ構文
ContextMenuHacker
BveTypes (クラスラッパー除く)
クラスラッパー
TypeWrapping
サンプル
車掌サンプル
(旧) 独自マップ構文サンプル → (新) マップ構文サンプル
(旧) 運転台パネルに値を渡すサンプル → (新) 運転台パネル関連サンプル
RichLoad サンプル
同梱プラグイン一覧
拡張機能
車両プラグイン
マッププラグイン
ダウンロード
入力デバイスプラグイン版のみ提供しています (ver1.0-RC10 ~)。
【推奨】AtsEX 本体 + サンプルシナリオ + AtsEX SDK 自動インストーラー版
AtsEX 本体に加えて、車両プラグイン・マッププラグインの動作が確認できるサンプルシナリオ、AtsEX SDK (サンプルプラグインのソースコードのセット) を同梱しています。
下の Assets より「AtsEX_v1.0.41005.1_Setup.exe」をダウンロードし、実行してください。AtsEX SDK もインストーラーからダウンロードできるようになりました。
★管理者権限が原則不要になりました! (ver1.0-RC8 ~)
ご家族内で共有の PC を使用している場合などで、管理者権限を得られないときも、インストーラー版を利用できるようになりました。
AtsEX 本体 + サンプルシナリオ 手動インストール版
AtsEX 本体に加えて、車両プラグイン・マッププラグインの動作が確認できるサンプルシナリオを同梱しています。
※手動インストール版には AtsEX SDK は同梱されません
下の Assets より「AtsEX_v1.0.41005.1.7z」をダウンロード・解凍し、シナリオフォルダおよび BVE 本体の Input Devices フォルダに配置してください。
インストール方法の説明はこちら→ AtsEXインストールガイド - AtsEX ATSプラグイン拡張キット - 岡オカ営業所
【廃止 (ver1.0-RC10 ~)】ATS プラグイン版
一部機能が動作しないため、ATS プラグイン版は廃止しました。
※ ATS プラグイン版は ver1.0-RC9 (2024/6/27) より非推奨となっています。
AtsEX SDK
サンプルプラグインのソースコードのセットです。
下の Assets より「AtsEX_v1.0.41005.1_SDK.7z」をダウンロード・解凍してください。実行には別途 AtsEX 本体のダウンロードが必要です。
※自動インストーラー版には AtsEX SDK が初めから同梱されているため、こちらを別途ダウンロードする必要はありません
解凍には 7-zip などの解凍ソフトが必要です。
This discussion was created from the release ver1.0-RC10 - v1.0.41005.1.
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