espressif/arduino-esp32 の CameraWebServer を M5Stack CoreS3 向けに移植した物です。
WiFi 経由でブラウザから CoreS3 へアクセスし、カメラの制御とストリーミング受信を行います。
QR 識別も行えます。
- M5Unified
- esp32-camera
platformio で platform = espressif32, framework = arduino なら同梱なので必要無し - gob_GC0308
- WiFi 接続可能な環境
Env | 説明 |
---|---|
release | 基本設定と QR 識別 |
release_face | 顔検出、認識あり |
実行すると、画面とシリアルモニタに接続先 IP アドレスが表示されます。
下記は例なので実際は環境によって IP は異なります
setup(): Camera ready use: http;//192.168.1.20 to connect
ブラウザからその IP アドレスへアクセスしてください。
接続は以下のように行っています。CoreS3 に接続済みの SSID / Password が保存されていることが前提です。
// main.cpp
WiFi.begin(); // Connects to credential stored in the hardware.
何某かの手段で情報を保存するか、ソースを書き換えてください。
// main.cpp
WiFi.begin("Your SSID", "Your password");
- Resolution
現在設定されているカメラの解像度を表示しています。解像度変更はできません。 - Contrast
コントラストを変更します。 - Saturation
彩度を変更します。 - Special Effect
エフェクトをかけます。
メニュー | 説明 |
---|---|
NoEffect | エフェクト無し |
Negative | ネガポジ変換 |
Grayscale | グレイスケール化 |
RedTint | 赤化 |
GreenTint | 緑化 |
BlueTint | 青化 |
Sepia | セピア化 |
- WB Mode
ホワイトバランスを変更します。
メニュー | 説明 |
---|---|
Auto | 自動 |
Sunny | 晴天 |
Cloudy | 曇天 |
Office | 蛍光灯 |
Home | 電球 |
-
Gain
ゲインを変更します。 -
H-Mirror
水平方向の画像反転を変更します。 -
V-Flip
垂直方向の画像反転を変更します。 -
Color Bar
カラーバー表示の ON/OFF -
Face Detection
顔検知機能の ON/OFF -
Face Recognition
顔認識機能の ON/OFF
注 顔認識は処理がとても重くなります。 -
Get Still
静止画像取得 -
Start/Stop Stream
ストリーム受信の開始/終了 -
Enroll Face
カメラに写っている顔を登録します。
登録すると Face Recogintion ON の時に侵入者(赤枠)扱いになりません。 -
Start/Stop Scan QR
QR 識別の開始/終了。 -
Save
受信画像をダウンロードします。 -
X
ストリームの終了
- Register Get/Set
カメラのレジスタに対しての値の設定、取得ができます。
レジスタと機能についてはデータシートなどを参考にしてください。
注意 適切でない値を適切でないレジスタへ設定しないように気をつけてください。
- M5StackCoreS3 専用のアプリケーションになった。
- M5Unified ベースで動作するようにした。
- GC0308 用に html を修正した。
- GC0308 に無い機能を割愛した。
- QR 識別機能を追加した